⭐ 今日のクイズ
介護保険サービスを利用するために最初にすることは何?
① ケアマネジャーに相談する
② 市町村の窓口へ「要介護認定」を申請する
③ 介護施設を見学する
(答えはこの記事の最後に!)
「エンディングノートって聞いたことはあるけど、まだ書いていない」——そんなあなたにこそ、今日の話を読んでほしいと思います。ら・し・さノートのP.10〜P.11は「医療・介護」のページです。年齢によってはまだ介護とは縁遠いと感じるかもしれませんが、医療に関する情報だけは今すぐ書いておく価値があります。
親の介護や看取りを経験して「自分もそろそろ準備しなければ」と思い始めた方は特に、このページから書き始めることをおすすめします。いざという時に家族が慌てずに動けるよう、今のうちに書き留めておきましょう。
①医療情報を書いておくと、いざという時に役立つ
このページには、健康保険証の種類・記号・番号、持病やアレルギー、常時服用している薬、かかりつけ医やかかりつけ薬局などを書く欄があります。
急な入院や事故のとき、家族がすぐに必要な情報にアクセスできるかどうかで、その後の対応が大きく変わります。
私自身は、かかりつけ医の欄に病院名と合わせて診察券などに記載の患者IDを記入しています。今の時代、病院の連絡先はネット検索ですぐ調べられます。しかし患者IDがあれば、家族が病院に連絡を取った際に照合してもらうことで、自分の病歴や治療履歴がスムーズに確認できます。いざという時の「一手間」を減らすための工夫です。
📝 ポイント
健康保険証の「種類」とは国民健康保険か健康保険かの区別です。退職や転職で変わることがあるので、最新の情報を書いておきましょう。
②過去の入院歴・病歴も書いておく
大きな病気や手術、入院の経験がある場合は、いつ頃・どんな病気・どの病院かを記録しておきましょう。
過去の病歴は、現在の治療方針に影響することがあります。かかりつけ医ではない病院を受診した際にも、記録があれば医師への説明がスムーズになります。
📝 ポイント
お薬手帳の内容もこのページに記録できます。お薬手帳と合わせて保管しておくとより安心です。
③介護 「気丈な母」から学んだこと
介護保険サービスを利用するには、まず市町村の窓口で「要介護認定」を申請し、認定を受けた上でケアプランを作成してもらう流れになります。
私の母は長く一人暮らしをしていました。何気なく受けた診察から精密検査へ、そしてがんのステージ4という宣告。2度の手術や抗がん剤治療を亡くなるまでの4年間続けながらも、もともと気丈な母はなんでも自分でやらないと気が済まない人でした。
私が実家に帰るといつも驚くほどピカピカに掃除されていて、一緒に買い物に出かけても治療をしているとは思えないほどスタスタ歩く。ボケ防止のためといいながらクロスワードを解き、新聞を読み、テレビで野球観戦をする。そんな母でしたが、ケアマネジャーを通じての介護認定では「要支援1」というレベルでした。
介護認定は「見た目」ではわからないことがある——母を見ていて強くそう感じました。元気そうに見えても、専門家の目で見れば支援が必要な状態であることは珍しくありません。だからこそ、早めに情報を集め、必要な時にすぐ動けるよう準備しておくことが大切です。
📝 ポイント
介護認定は「自立・要支援1〜2・要介護1〜5」の8段階。自立では介護サービスは使えません。元気なうちに近くの施設を見学したり、どんなサービスが受けられるか情報収集しておきましょう。
まとめ
「医療・介護」のページは、自分のためだけでなく、家族のために書くページです。
書いておくことで、いざという時に家族が慌てずに動ける。そして自分自身も「もしもの時の備えができている」という安心感につながります。
今の自分の医療情報を確認しながら、少しずつ書き進めてみてください😊
⭐ クイズの答え:② 市町村の窓口へ「要介護認定」を申請する
介護保険サービスを利用するには、まず市町村の窓口で要介護認定を申請することが最初のステップです。認定後にケアプランを作成し、サービス利用へと進みます。
【参考文献】特定非営利活動法人ら・し・さ『終活アドバイザー講座〜安心のライフプラン』(執筆・監修)
【画像出典】Yahoo!フリー画像より
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