★今日のクイズ
運転経歴証明書の有効期限は無期限である。〇か×か?
答えはこの記事の一番下へ ↓
近年、高齢者が加害者となる自動車事故が増えています。ブレーキとアクセルを踏み間違えてお店や人の列に突っ込んだり、高速道路を逆走したり、カーブを曲がりきれずに対向車と正面衝突したりといった事故が多発し、多数の死傷者も出ています。その原因の多くは、認知症による判断力の低下や、心身の衰えによる運転技術の低下などです。
■ ポイント① 免許証返納のタイミングを考える
車を運転できないと生活が不便な場所に住んでいる人にとっては死活問題ともいえますが、自動車事故により他人の家族や順調なはずの人生を失ってしまうリスクを考えれば、判断能力が確かなうちに運転をやめる決断も必要です。運転しない生活への備えをすることが、終活のひとつとして重要なことです。
■ ポイント② 免許証返納後のサポート制度
自動車運転免許証を返納した高齢者に対しては、様々な支援制度が整っています。
免許証返納後の主なサポート:
・公共施設の利用料やバス・タクシーなどの運賃が割引になる制度があります(各自治体で内容は異なります)
・買い物は宅配サービスを利用する方法もあります
・利便性の良い地域への引っ越しも選択肢の一つです
■ ポイント③ 運転経歴証明書とは
免許証を自主返納した人は、運転経歴証明書を取得することができます。運転免許証を返納した後も、顔写真入りの身分証明書として利用できる便利な確証書類です。
運転経歴証明書のポイント:
・有効期限:無期限(更新不要)
・取得期限:運転免許証の返納後5年以内
・交付手数料:約1,000円(各都道府県で異なります)
・申込窓口:各地の運転免許センターや警察署
返納後は運転できなくなる分、身分証明の機会が減る方も少なくありません。運転経歴証明書は熱いうちに取得しておくと安心です。
■ ポイント④ マイナンバーカードとの関係
最近の動向として、従来のカード型証明書に加え、マイナンバーカードへ運転経歴情報を記録できる制度も始まっています。免許証返納後の身分証明として、マイナンバーカードをお持ちの方はこちらも活用できます。
マイナンバーカードへの記録で注意すること:
・マイナンバーカードへ運転経歴情報を記録する手続きは、各地の運転免許センターや警察署で行えます
・マイナンバーカードを再発行した場合は、再度運転経歴情報の記録手続きが必要になります。再発行の際はお忘れなく。
★クイズの答え:○
運転免許証を自主返納した人は、運転経歴証明書を取得することができます。運転経歴証明書の有効期限は無期限で、顔写真入りの身分証明書としても利用できます。返納後5年以内に申請が必要なので、返納したら早めに手続きをしておくと良いでしょう。
【参考文献】特定非営利活動法人ら・し・さ『終活アドバイザー講座〜自分らしく今を生きる』(執筆・監修)
【画像出典】Yahoo!フリー画像より
50代から始める「自分らしい」老後の設計図~後悔しない終活ロードマップ 
