★今日のクイズ
Facebook、X(旧Twitter)、Instagram、LINEといったサービスについて、本人が亡くなった後はアカウントを削除する手続きしか方法がない。〇か×か?
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インターネットやSNSが当たり前の今、「自分が亡くなった後のデジタル上の手続き」を考えたことはありますか?プロバイダーやSNSアカウントの廃止、パスワードの管理……これらはすべて、事前に備えておく「デジタル終活」の大切な要素です。
■ ポイント① プロバイダー・ SNSアカウントの廃止手続き
インターネットを利用している場合、プロバイダーと呼ばれる業者からサービスを受けているはずです。亡くなった後には、これらのサービスを停止する手続きが必要です。また、Facebook、X(旧Twitter)、Instagram、LINEといったサービスについても、アカウントを削除するなどの手続きが必要になります。
主なデジタル手続きの例:
・インターネットプロバイダーへの解約手続き
・メールアカウントの削除(Gmail、Yahoo!メールなど)
・SNSアカウントの削除(Facebook、X、Instagramなど)
・サブスクリプションサービスの解約(面倒になる場合があります)
■ ポイント② パスワード管理の難しさ
これらの手続きには、パスワードが必要になることがあります。信頼できる人に処理を頼んでおくと良いのですが、たとえ信頼できる人であっても、生前にはパスワードを知られたくはないものです。亡くなった後に、その人にどうやってパスワードを伝えるかというのは、デジタル終活の難しい問題です。
パスワード保管の工夫:
どうしても生前にはパスワードを知られたくないなら、例えば貸金庫のように相続の手続きが終わらないと開けることができない場所に保管しておく方法も考えられます。生前に家族に知られず、かつ亡くなった後に渡ることができる工夫です。
■ ポイント③ エンディングノートに書き出しておくこと
運営会社によっては、ユーザーが亡くなったときの処理をあらかじめ契約しておくサービスを提供しているところもあります。しかしその場合でも、ユーザーが死亡したことを知らせる役目の人を決めておく必要があります。事前に家族や信頼できる人にこうした役割をお願いしておくことが大切です。
💡 エンディングノートに書き出しておきたいデジタル情報:
・加入しているプロバイダー名と連絡先
・メールアドレスの一覧
・利用しているSNS・サブスクリプションサービスの一覧
・パスワードを渡す相手の名前と渡し方
・死亡を知らせる役目の人の名前と連絡先
デジタル終活は、今や終活の中でも注目されている分野です。エンディングノートに必要な情報を一つまとめに整理しておくことが、残された家族への最大の配慮になります。
★クイズの答え:×
実は削除だけではありません。「追悼アカウント」という方法があり、SNS上で利用者が亡くなった後もアカウントを削除せず、故人の投稿や写真を残して家族や友人が思い出を共有できるように「追悼用」に保護された状態のアカウントにすることができます。FacebookとInstagramではその仕組みがありますが、X(旧Twitter)とLINEには追悼アカウントの制度はなく、遺族による削除の申請のみが可能です。削除してしまうだけでなく「残して守る」という選択肢があることを理解し、大切なデジタルの記録をどうするか、SNSによって選択肢が違うことを知っておきましょう。
【参考文献】特定非営利活動法人ら・し・さ『終活アドバイザー講座〜自分らしく今を生きる』(執筆・監修)
【画像出典】Yahoo!フリー画像より
50代から始める「自分らしい」老後の設計図~後悔しない終活ロードマップ 
