第65話 そのお宝、家族は価値を知っていますか?

📝 今日のクイズ

昔買ったゴルフ会員権。名義人が亡くなった後、家族が手続きなしでそのまま使い続けることができる 〇か×か?
(答えはこの記事の一番下↓↓↓)

若い頃に奮発して買った宝石や絵画、ずっと大切にしている骨董品や会員権。これらを自分が亡くなった後、誰にどのように引き継ぐか、考えたことはありますか?

「価値があるものだから、放っておいても誰かが喜んでくれるだろう」と思いがちですが、実は残された家族が一番困るのが、こうした価値がわかりにくい資産です。

💎 1. まずは身の回りの点検から

準備の第一歩として、まずは家の中にある高額そうなものをリストアップしてみましょう。宝石や貴金属はもちろん、絵画や版画などの美術品も意外な価値がついていることがあります。

ゴルフ場やリゾート施設の会員権も立派な相続財産です。生前に自分で処分するのか、誰かに引き継ぐのか、早めに方針を決めておきましょう。

🔍 2. 鑑定書がないものはプロの目へ

骨董品や美術品の価値は、素人目には判断がつかないことがほとんどです。鑑定書がない場合は、古美術商などで鑑定してもらい、現在の価値を確認しておくことをおすすめします。

💡 ポイント:価値がはっきりしていれば、家族も形見として残すのか、換金して相続税の支払いに充てるのか、判断しやすくなります。

⛳ 3. 会員権の落とし穴に注意

ゴルフ会員権やリゾート会員権については、事前に購入先へ確認が必要です。市場で売却できるものか、運営会社が買い取る仕組みなのかを把握しておきましょう。

⚠️ 注意:中には本人のみ有効という一代限りの種類もあり、その場合は相続することができません。「相続できると思っていたのに権利が消滅していた」ということにならないよう、今のうちに確かめておきましょう。

💡 最後に:家族への思いやりとしての整理

宝石も会員権も、あなたにとっては大切な思い出の品です。だからこそ、その価値や扱い方を家族に伝えておくことは、立派な終活のひとつです。

まずは宝石箱の底や、引き出しの奥に眠っている書類をチェックすることから始めてみませんか?


■ 問題の答え:×

ゴルフ会員権を家族が引き継ぐ場合、必ず名義書き換えの手続きが必要です。名義人が亡くなった後に長期間放置していると、年会費の滞納が発生したり、最悪の場合は権利を失ったりすることもあります。誰が引き継ぐかを決めて、早めに手続きの準備をしておくことが大切です。

【参考文献】特定非営利活動法人ら・し・さ『終活アドバイザー講座~自分らしく今を生きる』(執筆・監修)

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