もしもの時、すぐ家族に連絡がつきますか?

⭐ 問題

意識がなく自分で話せない状態で病院に運ばれた場合
病院は家族の連絡先をどうやって探す?

①マイナ保険証を調べる
②運転免許証を調べる
③スマホの緊急情報を確認する

(答えは記事の最後に!)

最近サイバー攻撃のニュースが多くて
パスワードの使いまわしや二段階認証の呼びかけも
よく目にしますね

デジタルの守りももちろん大事ですが
もうひとつ考えておきたいのが
自分の身体の守りです

自分で話せない状況になったら

自分にもしもの時
すぐ連絡が取れる方はいますか

自分が救急隊員と話せる状況ならまだしも
交通事故にあったり
急に体調が悪くなって倒れたり
気を失ったり
自分で話せない状況になってしまったら

質問カードで聞いてみたら

私が開催しているサロン会で
質問カードを使っています
その中に
「もしもの時 すぐ家族に連絡がつきますか」
というカードがあります

これまで参加された方々の集計結果では
「連絡がつく」と答えた方は35.1%でした

「そんなことにはならないよ」
「自分は大丈夫」
と思う方もまだ多いのかもしれません
でも不慮の事故は突然やってきます

私がやっていること

まずスマホです
iPhoneなら「メディカルID」
Androidなら「緊急情報」
という機能があります(呼び方は機種で少し違います)

氏名・緊急連絡先・持病・飲んでいる薬・アレルギーを入れておくと
ロック画面から見てもらえます
出す情報は必要最小限に
住所までは入れなくて大丈夫です

私のスマホには緊急情報と緊急通報という項目があり
そこに緊急連絡先3件と医療情報を入力しています

そのうえで
名刺のウラに緊急SOSカードというのを作成
「自分にもしもの時 以下の手段で連絡をお願いいたします」
という一文を添えその下に

スマホの電源ボタンを5回押してください
わたしの緊急SOS画面に切り替わります

まず私の家族2名に連絡してください
つぎにわたしの勤務先へ連絡してください
そのうえで
警察(110番)救急車(119番)海上保安庁(118番)
など必要に応じて連絡をお願いします

救急隊員が来て意識のない私に連絡先が聞けない場合
かならず持ち物を調べます
その際このカードをスマホケースに差し込んでおけば
パスワードなしで緊急アクセスできる方法が分かります

せっかくスマホに大事な情報を入力しておきながら
それをもっとも大事な場面で使えず命を落とす
それだけはぜひ避けたいですね

⚠ ご注意ください(機種や設定で違います)

電源ボタンの5回押しで出る画面や動きは
スマホの機種や設定によって違います

iPhoneは
サイドボタンの5回押しで緊急SOSが起動します
設定によってはそのまま緊急通報が発信されます
Androidは機種によって操作や回数が違います

カードに書く前に
ご自身のスマホの「緊急SOS」「緊急通報」の設定画面を開いて
動き方を確認してください

ほかにやっておきたいこと

スマホだけに頼らないことも大切です

紙のカードも持ち歩く
スマホは壊れたり電池が切れたりします
連絡先とかかりつけ医と持病を書いた小さなカードを
財布や免許証と一緒に入れておきます

緊急連絡先は2人以上に
一人だけだと電話に出られない時に止まってしまいます
住んでいる場所が違う人を選び
近くの友人やご近所の方もひとり入れておくと安心です

連絡先の人には先に伝えておく
黙って名前を書くのはおすすめしません
「もしもの時あなたに連絡が行くよ」と
先に話しておきましょう

治療の希望を書いて置き場所を伝える
意識がない時は
本人が望む治療を医師に伝える方法がありません
延命治療などの希望を書いた紙を用意し
どこにあるかを家族に伝えておきます
書いた紙に法的な強制力はないので
家族と話し合い年に一度は見直しましょう

家族に伝わっていますか

せっかく備えても
家族が知らなければ意味がありません
まずはひとつだけでも
今日から試してみてください

あなたの緊急連絡先は
ご家族に伝わっていますか


⭐ 問題の答え

③スマホの緊急情報が正解です

マイナ保険証には
受診歴や薬の情報はあっても
家族の連絡先は載っていません
運転免許証も
氏名や住所は分かりますが
家族の連絡先は分かりません
ロック画面から見られる緊急情報に
緊急連絡先を入れておけば
病院や救急隊がすぐ家族に連絡できます

ただしスマホにロックがかかっていると
中身は見てもらえません
だからこそ緊急情報の設定と
財布に入れた紙のカードが役に立ちます
マイナ保険証は医療情報で
緊急情報は連絡先と
役割が違うので併用がおすすめです


「ら・し・さノート」について

このブログでもたびたびご紹介している「ら・し・さノート」は
NPO法人ら・し・さが監修したエンディングノートです
項目に沿って書き込める構成なので
「何を書けばいいかわからない」という方にこそ
ぜひ手に取っていただきたい一冊です

▶ ら・し・さノートの詳細はコチラ


参考文献
Happy Ending Card「C-1 緊急連絡先」
サロン会の質問カード集計(筆者作成)

#終活 #緊急連絡先 #もしもの備え #緊急SOS #家族で話そう #終活アドバイザー

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