⭐ 問題
自分の老後や相続について、家族と話し合ったことがある人は、全体の何%?
① 約14%
② 約34%
③ 約54%
(答えは記事の最後に!)
NHK Eテレで8月3日(月)から毎週放送されている「あかるい終活」
ご覧になっている方、いらっしゃいますか
エンディングノートの書き方に始まり
お金や不動産の相続、生前整理、デジタル遺品、墓じまいまで
全8回で、終活にまつわる身近なテーマをわかりやすく紹介する番組です
今回は、この番組を見て感じたことをお伝えします
①「あかるい終活」を見て感じたこと
どこの家庭にも起こりうる悩みや問題
それをキャストの皆さんが、とてもわかりやすく演じています
脚本がよく考えられているな、と感じながら見ています
番組の中でたびたび登場するのが
家族で話し合ったことや気づいたことを
その場でエンディングノートに書き残すシーンです
僕はこのやり方こそ、終活を進めるうえで一番の理想形だと感じています
②エンディングノートだけでは足りない理由
親世代の終活について
・親子(家族)間で話し合うこと
・自分たちの想いをエンディングノートに書き残すこと
このふたつがそろえば世の中から
「争族」という言葉はなくなると思います
でも、多くの方は「話し合うこと」ができません
親世代は、それを話すことで自分の死を意識するのが怖くて
子世代は、それを話すことで親子関係が気まずくなるのが怖くて
だから、こんなことが起こります
自分のエンディングノートを書き漏れなく完璧に仕上げ
「わが生涯に一片の悔いなし」
とどこかのアニメのセリフのように旅立ったとします
残された家族がそのノートを開いてみると
「おれたちの知らないところに別荘があるって書いてあるよ」
「これってネット銀行よね?IDやパスワードは?」
「愛人のさくらって誰?遺産の半分を渡すってどういうことよ!」
これでは、悔やまれることばかりですよね
③話し合っていても、まだ足りないこと
親子で話し合っていたとしても、それだけでは完璧とは言えません
例えば、子どもが長女・次女の2人いる家庭で
父から長女へ、終活の意向を完璧に伝えていたとします
それを知った次女はこう思うかもしれません
「あたしは何も聞いてない」
「お父さんの遺産を独り占めするつもりだ」
「お姉ちゃんだけずるい、許せない」
余計な疑念を、家族に抱かせてしまうのです
相続は”揉めるもの”ではなく”絆を強くする機会”
「相続=揉めるもの」というイメージを持つ方も少なくありません
でも、関わり方次第で、家族の絆を強くする素晴らしい機会にもなります
どれだけオープンに相続の話ができるか
それは、家族関係の良好さを映す指標とも言えるでしょう
100%完璧な終活対策をして、多くの遺産を残せたとしても
みんなの心にしこりが残る相続をしてしまったら、それは大失敗です
理想の相続ができる人とは
感謝とギブの気持ちに溢れ
財産を当てにせず経済的に自立していて
自分以上に家族の気持ちを大切にできる人
これは、受け取る側の人間性も試されている、ということ
視野を広げて、家族みんなが豊かになれる相続を、一緒に考えていきましょう
話し合いのきっかけがない、という方へ
「そうは言っても、何から話せばいいのか分からない」
そんな方は、お正月やお盆など、家族が集まるタイミングを使ってみてください
昔の写真やアルバムを見ながら、思い出話をする中で
さりげなく「もしもの時」の話を向けてみる
そんな小さな一歩から、始めてみませんか
⭐ 問題の答え
正解は② 約34%
NPO法人ら・し・さ「第2回終活意識全国調査報告書」(2024年12月調査、全国20〜89歳の男女2,052名が回答)によると、自分の老後や相続について家族と話し合ったことが「ある」人は34.3%でした
裏を返せば、6割以上の方が、まだ話し合えていないということです
「ら・し・さノート」について
このブログでもたびたびご紹介している「ら・し・さノート」は、NPO法人ら・し・さが監修したエンディングノートです
項目に沿って書き込める構成なので、「何を書けばいいかわからない」という方にこそ、ぜひ手に取っていただきたい一冊です
参考文献
NPO法人ら・し・さ「第2回終活意識全国調査報告書」(2025年7月)
NHK Eテレ「あかるい終活」
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2026159843SA000/
【画像出典】yahooフリー素材から引用
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