終活が求められる理由と背景③一人暮らし高齢者の増加

一人暮らしの高齢者が増えてきたことも

終活をする人が多くなってきた理由のひとつです

かつて日本では家長を中心として

親子、孫、兄弟姉妹などが同じ家に住みました

跡を継ぐもの(特に長男)は結婚後もその家で子供を育て

親の面倒を見るということが代々行われてきました

当時は家長が年老いて引退するときに家督を譲り

お金の管理などもその時点で次世代に引き継がれたため

終活は必要ありませんでした

しかし現在の日本は家や家族に縛られることなく

個人が自由に生きることができる社会になりました

結婚しない生き方を選ぶ人も増えています

子供がいない夫婦や子供がいたとしても

独立して親とは別に暮らすことが多いため

親世帯はいずれ高齢者の一人暮らしとなる

ケースが増えています

一人暮らしで医療や介護が必要になった場合

だれに面倒を見てもらうのか

また自分がなくなった後の手続きは誰に任せるのか

そのようなことを考えて終活を始める人が増えています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です