終活が求められる理由と背景②認知症高齢者の増加

高齢者の認知症というのも

終活が注目される理由の一つです

厚生労働省研究班の推計によれば

2012年推計では認知症高齢者数は約462万人

2022年推計では人数はいったん減少し約443万人

これには生活習慣改善や医療の進歩が影響しているとされる一方で、認知症予備軍といわれる人が増加傾向にあると指摘されており、2040年で584万人に増加見込み、2060年には645万人前後でピークを迎えるといわれています

認知症になると、記憶力や判断力が衰えるため

介護する人の負担が大きくなります

認知症の家族を抱えた人の中には

仕事や子育てと介護の両立に悩む人も少なくありません

また、一人暮らしの人が認知症になると

物のありかや自分の家もわからなくなるなどの

トラブルが起きやすくなるとともに

犯罪や事故に巻き込まれる可能性も高くなります

自分が認知症になった場合に備えて

手助けしてくれる人を探しておかないと

通常の生活を送ることすら困難になるかもしれません

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